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たいとうヘルスケアニュース 令和6年10月22日号

こんにちは、台東区在宅療養支援窓口です。
当窓口は、「在宅療養」を支えるための相談窓口です。
病気になっても、介護が必要になっても、住み慣れた地域で安心して療養生活を継続できるよう、医療・介護関係の皆様と連携を密にして支援しています。

この度、「台東区在宅療養支援窓口通信」令和6年8月号を発行しました。
具体的な相談内容や対応の様子を知っていただくために、年に2回、通信を発行しています。
今回は、ご本人の「家に帰りたい」という強い思いを、多職種で連携し、サポートしたケースの紹介です。

●在宅療養支援窓口の相談事例紹介
【相談者】
介護施設のケアマネジャー
【相談内容】
昨年の夏に熱中症を数回繰り返したため、現在施設に入所している方について相談したい。
数か月前より、家に帰りたいと口にするようになり、日々思いが強くなっている様子。
1人暮らしで、家に冷房がないが、暑くなる前に帰らせてあげた方がいいのか、夏を過ぎてからの方が良いのか迷っている。
【支援内容】
ご本人の気持ちから、夏が過ぎるまで施設にいることは無理そうでした。そのため、暑くなる前に自宅に帰ることを目標にしました。高齢者の総合相談を行う「地域包括支援センター」に相談し、在宅チームを整え、本人・後見人を交えたカンファレンスや自宅訪問を数回行い、サービスを検討しました。
ご本人は、長い間施設にいたため、筋力が弱っていました。自分で全て行おうと思っていたようですが、徐々に介護サービスを受け入れてくれました。ご自宅は3階建てのため、階段に手すりを設置し、冷房も設置しました。
★在宅チーム
・訪問診療 →在宅療養を支えるチームの中心
・訪問看護 →療養生活の世話や病状観察
・理学療法士(リハビリ) →日常生活に必要な動作の訓練
・訪問介護(ヘルパー) →日常生活をサポート
・介護支援専門員(ケアマネジャー) →ケアプラン作成
・福祉用具 →電動ベッドや車いす等の貸し出し

【ご本人の反応】
久しぶりに帰る家ですが、本当に家に帰っていいのか、不安もあります。熱中症にならないように冷房はつけます。こんなに皆さんに助けて頂けると思っていなかったので、ありがたいです。

過去の通信は、区ホームページから見ることができます。是非ご覧ください。

【台東区在宅療養支援窓口】
 かかりつけ医のご案内や訪問診療のご相談、「在宅療養」に関心のある方は、当窓口をご活用ください。
 在宅療養に関する情報も発信しています。
https://www.city.taito.lg.jp/kenkohukusi/iryo/zaitakuiryo/index.html

(連絡先)
 住所:台東区千束3丁目20番5号 台東病院2F
 電話:03-5603-0235
 FAX:03-5603-0236
 MAIL:taito-zaitaku@jadecom.jp
(受付時間)
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 土曜日      9:00から12:00
 ※ 日曜・祝日、年末年始除く

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  • Posted : 2024/10/22
  • Published : 2024/10/22
  • Changed : 2024/10/22
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